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著書のご紹介

『ごめんなさい、もうこれ以上頑張れません』

​生きづらい社会で傷ついた人が、再び「自分」を取り戻すまで

<本のご紹介>
『ごめんなさい、もうこれ以上頑張れません』は、日本の精神医療の現場で精神科専門医である著者が実践する精神療法を、5つの実録風物語として描いた一冊です。理論を先に立てて臨床に当てはめるのではなく、長年の臨床経験から生まれ、そこから理論化された“独自の精神療法”が、物語を通して具体的に伝わります。

物語は冒頭で病名のレッテルを貼らず、

①肯定的体験

②共生感と共苦

③相対的プライド

④絶対的プライド

の4つの視点を軸に進みます。患者さんやご家族が心の病を受けとめ、休息を通して新しい生き方を見つけていく過程を紹介しています。

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人はオンリーワン、ナンバーワンの「成果の花」を咲かせることに憧れます。けれど、夢や希望を失いかけているとき(あるいは失ったのではと悩むとき)にこそ、著者は伝えたいことがあります。生まれてから死ぬまで、人生には常に意味があり価値がある――そう信じられることで心の根が太くなる。それは人間の絶対的尊厳であり、著者はそれを「絶対的プライド」と名付けています。成果を問わない「心の花」が見えてくると、挫折に強くなり、何度でも立ち上がれます。

ごめんなさい、もうこれ以上頑張れません

『心の病になった人とその家族が最初に読む本』

(アスコム 2024年)

<本のご紹介>
『心の病になった人とその家族が最初に読む本』は、日本の臨床現場で生まれ、著者が長年実践してきた独自の「広岡式」精神療法を、実際のケースを通じて体系的に解説した一冊です。 統合失調症やうつ病、強迫症、パニック症、多重人格など多岐にわたる病態に対し、現場の医師が日々どのような精神療法を行っているのか、その実態を深く、わかりやすく伝えています。

治療の核心にあるのは、「不安心(ふあんしん)」から「平常心」への移行です。心の病は不安の積み木によって発症すると捉え、自己の中心を不安心から平常心へと移し、心を豊かにしていくことで治癒を目指します。不安の手当をするだけでなく、その先にある心の安定をどのように築いていくか、そのプロセスを丁寧に紐解いています。
 「人間は生きることが最大の本能であり、生きていれば成功です」。著者が最も伝えたいのは、私たちの命が何よりも大切であるという真理です。成果や成功を求める前に、まず生きていること自体を肯定する。その土台の上で、患者さんとご家族が病気と向き合い、回復へと歩んでいくための道標となることを願って書きました。

【オールカラー】
『日本の臨床現場で専門医が創る 図解精神療法』

著者 : 広岡清伸
制作 : 広岡クリニック精神科臨床研究室 
発行:鳥影社 2020年

<本のご紹介>
“日本発”心の病の捉え方と治し方
心の病の発症過程から回復過程、最新の精神療法を、医師自らが手がけたイラストとともに解説する。精神科医のみならず、患者や家族が心の病を理解し治すための一助となる、画期的な一冊である。

図解精神療法の本

『日本の臨床現場で専門医が創る図解精神療法』は、著者が長年の診療で患者さんに説明するために描いてきた手書きの図を、自らイラストレーターでまとめ上げた500枚に及ぶ図録集です。日本の臨床現場で精神科医がどのような診療を行っているかを、図を通じて具体的に表現しています。

 

前半は総論・基礎編として、人類の精神の進化、心(意識と無意識)の捉え方、心と脳の関係、心の病の捉え方と治し方について解説しています。治療の根底にあるのは、「不安心」と「平常心」という考え方です。心が不安定な状態(不安心)から心の病が発症し、落ち着いた心の状態(平常心)を取り戻すことで回復していく――この視点は著者の精神療法の基盤となっています。

 

心を「自己心(自分自身の心)」「家族心(家族との関わりの中での心)」「共同体心(社会との関わりの中での心)」の3つの層に分けて理解し、それぞれが脳や感情、身体とどのように影響し合っているかを、意識と無意識の領域に分けて図解しています。複数の心の問題が重なっている場合もあることを重視し、共存精神疾患という概念の重要性も強調しています。

 

後半は、臨床現場で遭遇する疾患ごとの病態把握と、発症過程および回復過程を図解しています。現代の精神科診療では症状をカテゴリー化し、診断基準に基づいて「点」として診断することが中心ですが、著者はそれだけでは見落とされる症状があると考えています。患者さん一人ひとりの病状を「線」として捉え、その歴史的な経過と生活環境を丁寧に把握することで、より適切な治療が可能になります。

 

本書の中核をなすのは、著者が独自に開発した「初診精神療法」です。初めて診察する患者さんの心の状態や症状、発症の原因などを包括的に評価する方法を確立し、その実例を紹介しています。

 

本書は、理論を先に立てて臨床に当てはめるのではなく、日本の臨床現場から生まれた実践的な精神療法(肯定的体験療法)を、図を通じて伝える一冊です。

心の病になった人とその家族が最初に読む本
【オールカラー】 『日本の臨床現場で専門医が創る 図解精神療法』
広岡クリニックのロゴ

神奈川県横浜市港北区綱島東1丁目5-6
ボヌール綱島301号

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